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2015年6月のアーカイブ

チャイルドラインこおりやまを退職し、ふくしまチャレンジはじめっぺに入社しました

  • 投稿者: hayato
  • 2015年6月10日 10:34 PM
  • 未分類

おばんです。

もう2ヶ月以上が経ってしまいましたが、3月末で、前職の「チャイルドラインこおりやま」を退職し、4月より、「一般社団法人ふくしまチャレンジはじめっぺ」に転職しました。

2012年にフラッと福島を旅した時に、偶然誘ってもらった「チャイルドラインこおりやま」で約3年弱、組織の立ち上げから日々のサービス現場の運営まで、ほぼすべての仕事にかかわらせていただき、これ以上ない良い経験をさせてもらいました。

専従職員が自分1人、ボランティアスタッフ約50名という環境で、多くの人々の力を借りながら、迷惑をかけながら、なんとかやってきました。

自分自身がやりたいことも十分にチャレンジさせてもらえ、それ以上にたくさんの失敗経験を積ませてもらい、今の自分にできること・できないことも、かなり明確になりました。

立ち上げから約3年という当初の予定通り、この3月末で退職し、今後はボランティアスタッフとして、引き続きチャイルドラインの運営をお手伝いさせていただきます。

そして、この4月からは、新しく設立した法人「一般社団法人ふくしまチャレンジはじめっぺ」の職員として働いています。

ふくしまチャレンジはじめっぺは、2012年にスタートした事業家育成プログラム「ふくしま復興塾」が、活動を拡大・発展して立ち上がった組織で、福島県内外の様々な企業・団体・個人を巻き込みながら、福島から社会を変える事業・プロジェクトを次々と生み出す、事業創出のプラットフォームです。

現在では、

・情報発信ポータルサイト「ふくしまチャレンジはじめっぺ」の運営
・事業家育成プログラム「ふくしま復興塾」の運営
・福島県産品のオンラインショップ「ふくしまはじめっぺ直売所」の運営
・マイクロファンド「はじめっぺふくしまファンド」の運営
・福島ファンを増やすための大小様々なイベント運営
・事業者同士のマッチング支援

などを行っています。

福島にやってから約3年、県内各地を周り何千人という方とお会いさせていただきながら、今の福島というのは、本当にチャンスに溢れた場所なのだと感じています。

福島に限らず、被災地に住む多くの人が、震災・原発事故の経験で、「死」というものをリアルに感じ、自分が本当に大事にしたいこと、人生を通して達成したいことは何なのかを考え、生き方・働き方・社会との関係を見なおしています。

その中で多くの新しい事業やプロジェクトが生まれています。

そういった内部環境に加えて、国内外から、様々なヒト・モノ・カネ・情報が集まり、福島のチャレンジを応援してくれています。

自分自身も、まったく実力も経験もない中でチャイルドラインの組織創りにチャレンジさせてもらえたのは、今のこの環境があったからに他ならないと思います。

もちろん、ポジティブな側面だけではなく、震災で職を失ったり、風評被害でものが売れなくなったことで、「新しいことにチャレンジしなければこの先どうにもならない」という事情も存在します。

喪失感・無力感を感じて、新しいことをする気力がないという方もいます。

原発事故の収束という人類規模の課題にも向き合わなければいけません。

そのような抜き差しならない状況からくる緊迫感と、だからこそやるんだ、というポジティブなエネルギーが混ざり合って、「逆境の福島だからこそ起きるイノベーション」の芽がたくさん生まれています。

ふくしまチャレンジはじめっぺは、そのような、福島から社会をより良くするチャレンジ・イノベーションの芽を増やし、育んでいく組織として設立されました。

というわけで、引き続き、福島を拠点に、私自身もさらにチャレンジしていきたいと思いますので、皆さま、どうぞよろしくお願いいたします。

【お願い】

ふくしまからチャレンジの芽を増やし、育んでいくため、以下の情報拡散にご協力いただけましたら幸いです。

(1)6月20日に設立記念シンポジウムやります!
(2)第3期ふくしま復興塾の塾生を募集中!
(3)ふくしまチャレンジはじめっぺの職員を募集中!

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(1)6月20日に設立記念シンポジウムやります!

社団法人設立にあたり、6月20日に福島市でシンポジウムを開催します。

題して「福島だからできる」です。

基調講演では、元朝日新聞社主筆の船橋洋一さんに、骨太な福島論を語っていただきます。

参考:解読「吉田調書」(newspicksでの船橋さんによる連載)
https://newspicks.com/news/853654/body/

パネルディスカッションも豪華・多彩です。

・明治維新の元勲・木戸孝允の直系6代目、地域活性事業や丸の内朝大学プロデューサー等、多彩な活動をされている元電通の木戸寛孝さん。
・キリン絆プロジェクトに様々な復興支援の取組や、氷結「和梨」「桃」の販売など、営利事業と地域振興の両立の先進事例を創られているキリン(株)CSV推進室長の野田哲也さん。
・震災で人口減少が起きた相馬地域に、若手医療人材らを次々に送り込んでいる、東大医科研の上昌広先生。
・「とくダネ!」コメンテーターやブログなどでおなじみ、元切り込み隊長、カリスマブロガー山本一郎さん。
・Uターンで、いわき駅前に復興飲食店街「夜明け市場」を創り、今は地域の人材育成にも取組む、松本丈さん。

懇親会もあります。ぜひお越しいただくか、身の回りの関心ありそうな方にお知らせください。

・facebookイベントページ「設立記念シンポジウム『福島だからできる』」
https://www.facebook.com/events/1595299280750712/

・やまもといちろうBLOG:6月20日、福島県「ふくしまチャレンジはじめっぺ」のイベントに登壇します
http://kirik.tea-nifty.com/diary/2015/06/620-9420.html

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(2)第3期ふくしま復興塾の塾生を募集中!

私がこの組織で働くキッカケにもなった「ふくしま復興塾」が現在、3期生を募集しています。2年間やって、実際の事業も複数立ち上がり、コミュニティも盛り上がってきています。

イメージとしては、以下のような方に来て欲しいです。
・ 震災後、補助金・助成金をもらって事業をスタートさせたが、サポートが無くなると事業が縮小する。今後、持続可能な仕組みを創りたい!
・ ほぼ個人事業主レベルにとどまっている今の事業を、拡大できるようにしたい!
・ 役所の中で新規施策を提案して、現状打破したい!
・将来は地元で地域活性の仕事に携わりたいが、そのために挑戦できそうな環境である福島でプロジェクトを起こしてみたい!

説明会もやるので、ちょっとでも関心ある方はぜひお越しください。

6/14(日)14:00~16:30 @東京 ※講演会形式
6/20(土)15:00~17:30 @福島 ※設立記念シンポジウム内にて説明
6/21(日)10:00~18:00 @福島 ※1dayフィールドワーク形式

・ふくしま復興塾募集要項「福島から未来の新しいカタチをつくろう」
http://fukushima-fj.com/bosyuu

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(3)ふくしまチャレンジはじめっぺの職員を募集中!

このような、ふくしまチャレンジはじめっぺの取組みを、共に広げていく仲間を募集しています。

社員・パートタイム・学生インターン、何でもOK。

組織の理念に共感して、この事業に熱くなれそうな方、チャレンジ精神のある方、ご連絡ください。

立ち上げ期のベンチャー的な環境なので、非常に刺激多いです。

「何をやるか」はここまでで書いたので、「誰とやるか」も書きます。

当社の代表理事は、福島出身、福島大学出身で、東証2部上場企業「株式会社ピーエイ」のファウンダー・現代表取締役社長の加藤博敏です。

上場企業の経営者でありながら、福島から本気で社会を変えるため、この社団の事業に全力コミットしています。

同時に、部下の育成にも全力コミットしているので、伸びる気概のある方は、加藤の直下でビジネススキル・マインド共にグングン成長する環境です。

その他、理事として、SUICAの開発や、震災後の鉄道復旧の立役者となった、元JR東日本常務取締役、日本電設工業会長の井上健。

県内の被災者支援活動の中心的人物である福島大学准教授の丹波史紀。

監事として、いわき市を拠点に、大小様々な企業アドバイザーをされている木幡仁一税理士。

皆さんに、様々な指導・サポートをいただきながらやっています。

これから増える予定ですが、専従職員は現在2人います。

1人は私。

もう1人は、外資系コンサルを退職して、Uターン後、「ふくしま復興塾」の立ち上げ・運営を担ってきた佐藤達則です。実家は元酒屋。酒好きで非常に頭が良い男です。

細かい募集要件など、以下のページにあります。興味があれば、連絡ください。
まずは一度、お茶でも飲みながらお話しましょう。

・採用 ~共に福島で100万人のファンづくり、100の事業創りをする仲間を募集~
https://www.fukushima-challenge.org/saiyou.html

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